議会報告 No.3 (2006/1/18)
平成18年4月から指定管理者制度が導入されます
平成17年12月1日(木)から12月27日(火)にわたり開かれた第6回朝来市定例会の審議内容は、一般会計補正予算、特別会計補正予算、指定管理者制度、火災予防条例の一部改正などが主なものでした。
指定管理者制度の導入
地方自治法の一部改正を受けて、今回、いわゆる指定管理者の「基本条例」と「設定可能条例」が制定され、平成18年4月から朝来市に指定管理者制度が導入されます。
現在朝来市の公の施設は市役所、各支所、学校、消防署から公園や墓地、公衆便所などに至るまで498施設あります。
この制度が導入されても大部分は直営で運営されますが、現在すでに指定管理者制度で運営されている施設も含めて、122施設にこの制度が導入される予定です。
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補正予算について
(1)
曲り尾橋の完成前倒し
平成16年10月に工事が開始され早期完成が期待されていた曲り尾橋は、今回1億円追加の補正予算が組まれ、上部工の工事を行なうことになり、供用開始が平成19年5月31日から平成19年1月に前倒しされました。

工事中の曲り尾橋
(2)
「全国子供絵画選抜展」と「朝来市展」の創設
旧和田山町「子供ふるさと写生展」、旧生野町「生野美術展」、旧朝来町「全国子供絵画展」を統合して、小中学生を対象とした「全国子供絵画選抜展」と一般を対象とした「朝来市展」が、予算費目を教育費の中で振り替え、さらに50万円の追加補正で創設されました。
火災警報装置の設置の義務化について
消防法の一部改正を受け、「朝来市火災予防条例」の一部が改正され、新築の住宅では平成18年6月1日から、また、既存の住宅では平成23年6月1日から火災警報装置の設置が義務付けられることになります。
全住宅への火災警報装置が義務化され、費用(7千円〜1万5千円程度)の負担をともなう以上、住民への周知徹底を図るとともに、設置に向けた住民への支援(十分な設置の説明、機器の購入方法、経済弱者等への救済処置など)がなされるべきです。
道の駅「但馬のまほろば」の指定管理者決まる
道の駅「但馬のまほろば」地域振興施設の指定管理者が公募され、応募は山東町の「株式会社
グリーンウインド」の1社でした。
選定委員会の審議、産業建設常任委員会への参考人出席を経て、指定管理者の指定が議決されました。
公募、選定委員会による指定の最初のケースです。
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