2006/02/06 18:38:29;name=壱間
虎児;age=50〜54歳;sex=男;add=朝来市生野町;job=会社経営
朝来市の条例、規則、規定をンターネットで閲覧可能に
第4回定例会で市長は、「厳しく新市の行財政システムを再構築することが重要と考える。委員の公募、タウンミーティングなどによる市民の意見の反映と、逆に広く情報の提供を行ないながら改革を展開したい。」と発言されていますが、行財政改革を行なうにあたって、まず市行財政に関する情報が公開されるべきであることは言うまでもありません。
市の行なった事業と行なおうとする事業に関する情報に止まらず、報酬、給与、手当に関するものまで、総ての情報が公開され、市民がチェックできる状態にあることが必要です。
しかし、情報が公開され、市民感情にそぐわないもの(事業の進め方や特定の人が特権的に享受している支出など)が明かになり、それを質したとき、度々報道されるように、条例を楯に「合法である。」と一蹴されてしまうと、行財政改革を実効あるものにはできません。
行財政改革を実効あるものにするには、行政処分の裏付けとなる市の条例、規則、規定(以降、「例規」)を手軽且つ気軽に閲覧できるようにする必要があると考えます。
市民が何時でも行政の行為を「例規」と照合することができ、仮に「例規」そのものに市民感情にそぐわないものがあった場合、決まったものであると退けるのではなく(国や県から降りてくるものは別として)、修正、改訂を繰り返してゆくことが行財政改革にとって重要であると考えます。
そこで、市民が「例規」を簡便に閲覧できるようにする方法の一つとして、市のWebサイト(ホームページ)に総ての「例規」を掲載することを当局に要望していただくよう提案します。
現状では、朝来市の公式サイトには、「例規」集としての括りも無く、「例規」に関する記事が見当りません(ちなみに、豊岡市は、その公式サイトに新市となってから制定された総ての「例規」と、「暫定」として合併前の市町で制定され現在も運用されている「例規」を掲載しています。)。
また、「議会だより」で市民に報告されるからよしとしているのか、議会で議決された案件についての記事も掲載されていません。
市民にとって必要な情報を必要な時に、何時でも閲覧できるようにすることが情報公開の第一歩であると考えます。
以上、宜しくお願いいたします。
--追伸--
第6会定例会の一般質問で、「兵庫県の新規就農実践要綱の対象年齢を超えている場合に、月額7万5千円を助成する制度を定めている。」と市長の答弁にありますが、この制度の詳細を知りたく思い朝来市のホームページを調べたところ、この制度に関する記述が見当りませんでした(探し方が下手だったのかもしれませんが)。
平成18年2月6日
2006/4/3;能見勇八郎
市の条例等がホームページに掲載されることになりました
第7回定例市会最終日の3月30日(金)に、市の条例等をホームページに掲載するための予算が計上され総務管理費に組込まれた、との報告がありました。
条例等がホームページで閲覧できるようになるのも間もなくのことと思われます。
2006/2/25;能見勇八郎
ホームページの内容の充実を強く働きかけます
ご提案有難うございます。 お返事が遅くなりましたことお詫び申し上げます。
さて、投稿の件ですが、ご指摘のとおり朝来市のホームページには、条例はもとより新たに施行される制度の解説も掲載されていません。
これでは、”情報公開”もお題目に過ぎず、本当に市民の皆様の生活にとって重要な情報が発信されているとは思えません。
ホームページ(インターネット)による情報の提供は、市民の皆様が居ながらにして必要な情報を入手できる大変便利なものです。
多少費用がかかるにしても、その内容を充実させ、利用者の利便を図ることは、より多くの市民の皆様に、より深く市政に関っていただけるようになる第一歩だと思います。
多少時間がかかると思いますが、朝来市のホームページが本当に役に立つものになるよう、その内容の充実を行政当局に強く働きかけてまいります。