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最終更新日:2006/04/26
 
議会報告 No.5-1(2006/4/1)

第7回朝来市議会(平成18年3月定例会)のご報告(一般質問)

平成18年3月定例会は次の日程で開催されました。

3月 1日(水):議案審議

3月 2日(木):議案審議(予備日)

3月 6日(月):議案審議(総括質疑)

3月 7日(火):議案審議(予備日)

3月13日(月):一般質問

3月14日(火):一般質問

3月15日(水):議案審議

3月30日(木):議案審議

3月14日(火)に行なわれた一般質問で次の3項目について質問しました。

  1. 生野口銀谷地区「まちづくり交付金事業」について-- [質疑応答要旨] [質疑応答全文]
  2. 朝来市のホームページについて-- [質疑応答要旨] [質疑応答全文]
  3. 播但線全線開通100周年記念事業について-- [質疑応答要旨] [質疑応答全文]

1.生野口銀谷地区「まちづくり交付金事業」について(質疑応答要旨)

能 見

旧生野町から引き継いだこの事業は、本年度予算で3億8,800万円計上されています。 この事業に対する基本的な考え方(コンセプト)と具体化への構想を伺います。

市 長

事業のコンセプトは、JR生野駅の交通結節機能の強化、産業近代化遺産の有効活用と観光産業の活性化、住民参加のイベント等の開催による観光交流の促進です。

具体的内容は、交通結節機能強化では、JR生野駅に西口を設置して西口前道路を国道312号線と通路で結び、バス停、タクシー乗り場、自家用車乗り場等を整備します

産業近代化遺産の活用と観光産業の活性化としては、甲社宅の整備、JR西口に生野をイメージする建物を造り観光客を口銀谷、シルバー生野、黒川方面、栃原地域に誘導する工夫をここで仕掛けることが必要と思っています。

能 見

総事業費は9億円と聞いているが、この事業費はどのように手当されるか伺います。

市 長

補助率は40%であり、3億6,000万円が補助される。 残る財源は、一般単独債または一般財源の投入を極力抑え、可能な限り合併特例債を初め有利な制度導入を図るべく鋭意関係機関と協議しています。

能 見

井筒屋の近くに大型観光バスの駐車場を作り、井筒屋を中心とする町の中心部に観光客を誘導することが必要であると考えますが、市長の見解は?

生野まちづくり工房 井筒屋(旧吉川邸)

平成11年(1999年)、生野町のまちづくりに役立てて欲しいとの意向で、吉川家から土地、建物(主屋は天保3年(1832年)建築)等一式が生野町に寄贈され、改修整備されました。

吉川家は代々山師で、江戸時代には井筒屋を名乗って郷宿を営んできました。山師は、江戸時代の生野銀山では代官所から採掘権を与えられた銀山の経営者で、吉川家は鶴林山という山の経営者でした。

郷宿は、公用で代官所に出頭するための宿で、訴訟人に宿を提供するだけでなく、訴訟人の依頼で代官所に提出する訴状を書いたり、訴訟の手続き等を行なっていました。

市 長

大変重要な課題であるが、十分状況等を把握しながら、確保できるものは積極的な対策を取っていく考えです。 しかし、現状ではマインホール前の駐車場から井筒屋、甲社宅までは徒歩で大体5分から10分程度であり、道中も十分に堪能できるような工夫をするのが大事なことであると考えています。

能 見

井筒屋周辺は未整備のままになっていますが、今後の整備計画を伺います

市 長

井筒屋周辺は、姫宮神社も含め、この辺り一帯については都市公園と位置付けることを基本にしながら、まちづくり交付金事業も含め、全体計画をどう進めて行くのが良いか十分議論を賜りたいと考えています。

2.朝来市のホームページについて(質疑応答要旨)

能 見

朝来市のホームページを見ると、素人見ですが、個々の内容が羅列的に並べられていて、有機的な関係が無いように思います。 ホームページ作成のコンセプトがどのようなものかお尋ねします。

市 長

本市のホームページについては、私自身若干物足りなさを感じており、随時担当課、部長を含めHPの魅力アップを指示しています。

ホームページのコンセプトは、次の3点です。

  1. 広報紙やケーブルテレビ等を補完し、市民サービス向上のための情報発信。
  2. 公開性、即効性、蓄積性、双方向性が優れているHPの特性を活かした独自性のあるページ作りと常に最新で正確な情報の掲載。
  3. 見る人に分りやすく、また多様な利用環境や利用方法に対応でき、障害の有無や年齢などに関係なく提供される情報を誰でも利用できるなどのバリアフリーなページ作り。

能 見

ホームページ作成のための庁内プロジェクトのようなものを作り、十分検討し、大々的に改正していく必要があると考えます。 市長の見解は?

市 長

常時変わる情報をどのように編集してHPに載せるか、このことに当るために庁内プロジェクトチームを編成するよう指示し、多くの職員がこれに係るよう進めています。 ホームページの活用は、市のイメージ作りやPRに非常に大きな影響があると認識しており、一層充実したものにしたいと考えています。

注: ホームページで市の例規を閲覧できるようにしてはとの問いに対し、本年度予算にその費用が計上されています。

3.播但線全線開通100周年記念事業について(質疑応答要旨)

能 見

百周年記念事業の予算は63万8千円であり、少ないのではないか。 播但線の利用者増にもつなげるという意味で、もっと積極的な取り組みができないか?

市 長

市として組んでいる予算に加え、姫路から豊岡までの沿線全体で結成している播但線複線化期成同盟会が、播但線百周年記念イベント事業費を総額300万円ほど予定している。 これで相当各種のイベントが全線的に展開できると考えています。

 

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