議会報告 No.5-4(2006/4/1)
第7回朝来市議会(平成18年3月定例会) 能見勇八郎の一般質問質疑応答全文--3/3
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3.播但線全線開通百周年記念事業について
能 見
第3点目は、播但線全線開通百周年記念事業についてであります。
本日の神戸新聞にもこの記事が載っておりましたけれども、広報の「あさご」3月号によれば、播但線複線電化期成同盟会が百周年記念事業を計画している。
播但線沿線のさまざまな歴史、文化、自然環境等の資源を振興に結びつけ、それに伴う播但線の利用者増加に繋がればと考えます、というふうに述べられてますけれども、この趣旨には全面的に賛成するわけですが、具体的に百周年記念事業として上げられてるのは、まず百周年のアピールとして、今日の新聞にも出てましたけれども、4月1日に和田山駅においてオープンセレモニー等を行うということ、それから、「JRふれあいハイキング」ということで4月の16日に生野銀山へいくろう祭りの会場へのウオーキングいうふうなこと、秋には市川町で行事が開催予定、それから親子で楽しむ鉄道おもちゃイベントとして8月の5日、6日に神河町長谷で、今日の新聞にも載っていましたが、人形に関するそういう事業等が行われるというふうにあります。
朝来市の方はどうなってるかというふうに見ますと、本年度予算では63万8千円と、余りにも百周年記念事業としては少ないんでないかな。
この規模からすると、朝来市のこの事業に関する取り組みというのは、かなり消極的なものでないかなというふうに感じるわけですけれども、朝来市にいろんな催し、記念イベント等があります。
最近すぐにあるような立雲峡の桜祭りとか竹田のお城祭りとか、そういうのには間に合わないかも知れませんけれども、もう少しそういう催しとかいろんなイベントですね、秋には国体とかあるわけですから、そういうふうなものと絡めた臨時列車を走らせるようにするとか、そういったことが朝来市独自としてももう少しできないだろうか。
この63万8千円の予算では勿論無理ですから、補正を組むとか何かするということ。
或いは、この担当者は、まちづくりプロジェクトなんですね。
そこに居られる木原参事のところでやっておられるんですけれども、ここは非常にもう仕事が、分権型社会の朝来市に導入の問題とか、それからコミバスの導入問題とかで殆ど手一杯でないかなと、3人しか居られないんで。
できればそういう職員増をしてでもこういうもう少し、折角百周年という百年に1回しかないことなんですから、もう少し積極的な取り組みができないかどうか、そこをお尋ねしたいと思います。
市 長
只今ご指摘を頂きました播但線全線開通百周年記念事業、大変もう少し積極的にやるべきではないか、というご指摘でございますが、結論から申しまして、今市として組んでおります予算に加えまして、基本的には日本海と瀬戸内海を結ぶ播但線複線電化促進期成同盟会というものがありまして、姫路から豊岡まで沿線地域全体で結成をいたしておりまして、この期成同盟会が具体的に事業主体となって、年間を通じていろんな各種事業をJRと共同しながら進めていこうという、そういう考え方でございまして、この期成同盟会によります播但線百周年記念イベント事業費が総額で3百万円程予定をしておりまして、尚且つ市という、こういうことでございます。
そういった意味で、相当各種のイベントが全線的に展開をできるというふうに考えておるところでございます。
そのいろんな事業、イベントの中でもう少し、やはり朝来市としての独自イベントを網羅するという、これは市独自としてまた考えていく必要がある。
先程お話しございましたように、一連の生野のイベント、それから旧朝来のダム湖マラソンイベントとか、芸術の森のフリーマーケットとか、竹田の城祭りとか桜祭り、こういったものを含めまして、やはりトータルに考えていく必要があろうと考えておるところでございます。
臨時列車については、JRに要請すれば、増発は何時でも可能というふうに伺っておりまして、こういったことも含めて取り組ませて頂こうと思います。
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