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最終更新日:2006/06/29
 
議会報告 No.7-4(2006/6/29)

第9回朝来市議会(平成18年6月定例会)
一般質問質疑応答全文--3/3

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2.全国近代化遺産活用連絡協議会について

能 見

それで、次に、全国近代化遺産活用連絡協議会について質問させていただきます。 時間がありませんので、ちょっと教育長の方にお尋ねすることにいたします。

来年、平成19年度、つまり西暦2007年は、生野銀山開鉱千二百年の記念すべき年です。 その1年前のこの7月6日木曜日ですが、全国近代化遺産活用連絡協議会第9回総会が、生野マインホールで開かれるというふうに聞いております。 開鉱千二百年を先駆けする大切な総会であるというふうに考えていますが、次の3点を伺います。

1つは、この全国近代化遺産活用連絡協議会の組織の概要はどのようなものか。

それから、この総会の具体的な内容はどのようになっているか。 既に一部市民の方に出てますけども、もう一度その辺り、細かいところが判ればお願いしたいと思います。

それから、第3番目に、生野、ひいては朝来市を全国に売り出す又と無い機会と考えるわけですけども、その歓迎準備等はどのようになってるか、その3点伺います。

教育長

1点、先程副読本のような学習資料ということでお話しがありましたが、これは旧町ごとに4年生程度を対象にした読本を作っておりまして、今、それを朝来市全体のものにするために、教育研修所の方で準備をしているところでございますので、申し上げておきたいと思います。

時間がありませんけれども、全国近代化遺産活用連絡協議会のことについてでありますが、この協議会は、近代化遺産を有する全国の自治体が協調して作られている協議会でございまして、会の趣旨に賛同する法人やNPO法人も加わっておりまして、全体で100余りの組織が加盟をしております。 法制度の整備や民間との協調、支援財源の充実などを目指すほか、全国規模の近代化遺産の一斉公開、シンポジウムや見学会などを行っております。

本年、朝来市で開催されます朝来大会では、近代化遺産の活用と市民が主役のまちづくりをテーマに、7月6日から7日にかけて開催がされますが、この中では文化庁、国土交通省、経済産業省からそれぞれの取り組みが報告されるほか、神戸大学の足立裕司教授によります「生野鉱山と日本の鉱山遺構の保存と活用に向けて」という記念講演が行われます。 さらには、フォーラムでは、鉱石の道産業遺産ツーリズム生野推進協議会代表のキクチマサカズ氏を始めとして、北海道から九州まで全国から集まられたパネラーが、各地の事例紹介やこれからのまちづくりの方向性などについて熱心な議論を展開していただくことになっております。

これを迎える歓迎の準備といたしましては、市と文化庁、県の教育委員会などの関係機関と連携しながら、広報宣伝活動をしておるところでございますけれども、市民も巻き込んだ朝来市ならではの歓迎をしようということで、鉱石の道産業遺産ツーリズム生野推進協議会などとも連携をしながら、町の方々との協力のもと、町並みや各施設で七夕飾りで彩る銀谷の七夕祭りを同時開催するほか、日本の近代化遺産写真展や生野鉱山の近代化特別展などを同時開催することといたしております。 あと、来年生野銀山が開鉱千二百年を迎えますので、そういったことのPRも兼ね、このときに行うような準備がなされているようであります。

 

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