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議会報告 No.28-3(2009/10/13)
朝来市議会 平成21年9月定例会一般質問質疑応答(3/5)経済活性化について(3/4)勤労者、若者の定住促進について(2/2)能 見和田山町を除く3町の人口減少が特に顕著であると思います。これは少子高齢化が益々進むということで、一言で言えるわけですが、後でまた取り上げますが、やはり小学校、中学校の存続問題、統廃合の問題に大きく関わってくるという問題でもあります。地域間競争の面が出てくるということはあるかもしれません。そして、今、市長が言われたように、社会資本を整備すること等で、やはり企業誘致等をする、或は農業、林業を産業として育成していくことが、人口を維持し、増やしていく王道ではありますが、地域間競争になるとしても、やはり若者の定住促進を図る方法を考えないといけないと思います。 下条村の例にもう一度戻りますが、これは結局、若者の定住促進住宅をマンション形式で建設して、それに格安の家賃で若者を入れる。それは何処にいた若者かというと、大部分が飯田市。飯田市まで20分か30分の距離ということで、そこの若者を迎え入れてると。それがここの成功した理由だと言われてます。そして人口増がなされて、そこからインフラ整備にいって、そして更には最近は企業誘致と。若者が居るということで企業が入って来るという、普通のときと逆の、我々が考えてるのと逆の方向で動いてるという面があると。 市 長今、朝来市内の人口減に伴い、和田山以外の生野、朝来、山東それぞれが非常に人口減が著しいと。わけても生野の問題について、その人口減対策としてのありようをご示唆賜わりましたが、今お話しのように、いつも申し上げますように、私どもが生野高等学校に通っていた時分の、或はそれ以前の生野の隆盛が鉱山閉鎖とともに著しくそ衰退した状況にある、そう感じるのは私だけではないと思っておりますが、それだけに少子化或は高齢化に伴う生野の再生については、憂いている人が多くあるのかなと思っています。 そういった中で、今お話しありましたように、飯田市と下條村の関係を例に出されて、安価な、そしてなおかつそこに住む人たちが地域に溶け込むような義務的なものも課しながら、一緒になってその地域に住まいし、通勤可能な地域まで車あるいは電車で通勤していくという話がありました。今お話しのように、生野の問題につきましても、まさにそういった地域、姫路まで1時間足らずで行けますので、姫路で働いておられる方々を受け入れる、そういった施策につきましては、しっかりと考えなければならないという思いも致しております。ただ単に地価が高いということだけではなく、、行政としてもそういった辺りにしっかり目を向けながら、住みやすい、そしてそういった条件をどう整えていくかということにつきまして、一つの行政の今後のありようとして、しっかりと考えてまいりたいと思っております。以上でございます。 能 見そういうことを申しましても、財政の問題がありますからなかなか難しいということで、下條村では、所謂職員を50何人から30何人に減らしたとか、そういう人件費で対応しているという面が多いわけですが、市の財政において、新しい何かをやろうと思えば、やはりどこかを削るということになる面が多いわけで、そういうことをしてでも財政を重点的に配分して、必要なところには投資していくということ、これは市民全員の理解を得ることが必要になると思いますが、是非そういうことを考えてお取り組み願いたいと思います。 これは今ちょっと思い付きで言うんですが、例えば市庁舎を縮小する。それで浮いた財政のその分を何に使うかということをやはり明確にして、例えば私が言ってますような、若者定住促進住宅を建てるために使うとか、そういうことも一つの考え方。これは皆さんの同意を得てしゃべってるわけではありませんので、思いつきで言ってるのですが、例えばそういうことも一つの選択肢としてあるのではないかと思います。ひとつ御検討を宜しくお願いしたいと思います。 |
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