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最終更新日:2009/10/13

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議会報告 No.28-5(2009/10/13)

朝来市議会 平成21年9月定例会一般質問質疑応答(5/5)

少子化に伴う学校教育の問題点

能 見

もう少しお話を聞きたいのですが時間がないので、次の問題に移らせていただきます。
  次に、学校教育について。少子化に伴う学校教育の問題点ですが、児童生徒の学習意欲について、教育長はどうお考えかをお尋ねしたい。

全国学力・学習状況調査が今年度の結果ももう出たようですが、現在公表されているのは去年の分ですが。そこで、特に活用に関する解答、この辺にやはり問題があるというのが全体的な基調だと思います。そして、基本的な、数学で言えば計算とか、そういうことは出来るけれども、その活用という方で問題があると。それに対して結局、少ない経験ですけれども、私が触れる子供たちを観てますと、難しいところ、考えなければいけないところになると、もう考えることを止めてしまう。それが一番顕著にあるかなと思います。
  その辺が学習意欲をどう高めるかということの一番の課題かなと思います。そのことについて教育長のご見解をお願いしたい。


教育長

議員のご質問、児童生徒の学習意欲をどう高めるかというような観点かと思います。
  ご指摘のとおり、過去2年間、また今年3回目になりますが、全国学力・学習状況調査の中で、特に活用の問題につきまして、最後まで粘り強く解くということが1回目、2回目とも課題になっております。特に現在社会情勢の急激な変化の中、家庭の様子や社会情勢、また学校自体も年々変わってきておるように感じております。児童生徒を取り巻く社会環境と言いますか、周辺を見ますと、テレビ、ゲーム機、またビデオ、携帯電話、或はインターネット等々たくさんの情報網がございます。これらを学校としてもある程度制限をかけていただいて、家庭のご協力を得ながら、ダラダラと使用していくんじゃなくして、そのあたり十分ご家庭の協力を得たいと考えております。
  そういった中でも特に群れで遊ぶとか、或は適度な競争心というものも若干薄らいでくる傾向もあろうかと思いますので、地域、家庭のご支援を得ながら、教師自身が授業改善のための研修を深めたり、或は解る授業、楽しめる、明日も学校に来ようという、そういった魅力ある授業づくりに邁進をしていきたいと考えております。子供たちの意欲、或は興味、関心を高めさせ、学習意欲の向上をより一層高めるような学校の運営をしていくように指導をしていきたいと考えております。以上です。


能  見

全国学力・学習状況調査について、もう少し細かくお話を聴きたいのですが時間がありませんので、また次回にさせていただいて、最後に1点。
  小学校、中学校の統合問題です。これについて、先日、岡田議員の質問で、小学校については100人以下にする等の答弁がありました。先程もちょっと問題にしてましたが、中学校の統合の件はどうお考えになってるか、簡単に一言お願いします。


教育長

地元から、小学校は勿論ですけども、中学校が無くなるということは、殊のほか非常に寂しいことだと強く認識しております。まずは現在4中学を抱えておりますので、より一層少子化が進む場合は、地域との十分な協議を進めていかなければなりませんが、現在のところ、中学校に関して統合準備委員会を開催する等々のことは考えておりませんので、ご了解いただきたいと思います。以上です。

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