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議会報告 No.28-4(2009/10/13)
朝来市議会 平成21年9月定例会一般質問質疑応(4/5)経済活性化について(4/4)旧4町の特性を活かした町づくりの具体策は?能 見6月議会で質問しました、旧4町の特性を活かした町づくりを進めるということについて、市長からご見解を頂きましたが、その内容、生野町では既存の企業の振興、そして近代化遺産や鉱山町の風情が残る町並みを活かした観光振興というお答えを頂きました。朝来については芸術の森美術館について、或は温泉プールとかいったこと。或は岩津葱の話しなどをお答え頂きました。しかし、どれも具体的にお訊きする時間が無かったので、もう少し具体的にお訊きしたい。 まず、生野町については既存の企業の振興と観光振興とお答え頂きましたが、具体的にはどのようなことをお考えになってるか、お願いしたいと思います。 市 長生野の既存企業の振興につきましては、特に今の工業団地に進出いただいている多くの企業がありますが、中でも東京応化が来年3月末をもって撤退されるといったようなこともありますので、今日まで本当に、工業団地と行政との連絡あるいは連携が、どこまで図れていたのかということを危惧するわけですが、今後に於きましては、生野の工業団地さらに和田山の工業団地も含めて、行政との連携を、一定期間には連絡会議等を持っていますが、これを更に頻繁に行うことにより企業のお悩み、或は行政の思いといったものを相互に意見交換する機会を一層深めていく必要もあるのかなと思っております。 生野につきましての観光対策ですが、これは常に出てまいります生野鉱山を中心とする街並、或は生野町の町民の皆さん方の温かい気持ちといったようなものを、多くの訪れる方々へお見せいただくことにより、いま現在進めておりますまちづくり交付金、或は街なみ環境整備により、それらを踏まえながら文化的景観地域としての指定を目指しておりますが、将来的には養父市と朝来市が共同しながら、これら関連施設を含めた世界遺産を目指すというような、そういった素地も十分に備えていると思っておりますので、ハードルは高いけれども、そういったことも目指しながら、一層の観光振興に寄与してまいりたいなと思っております。今後とも鉱石の道、あるいは銀の馬車道のプロジェクトともしっかりと連携しながら、こうした展開も進めてまいりたいと思うところでございます。以上でございます。 能 見各町一つずつ訊こうと思ってましたが時間がありませんので、あと朝来について、芸術の森美術館をどう活用するか、「くじら」あるいは和田山の「エスポワ」の温水プールの活用をどう考えておられるかお訊きしたい。 市 長芸術の森の美術館につきましては、今日までもそうでありますように、多くの事業を展開し、市内外の多くの方に訪れて頂いておりますが、今、多々良木の交差点から芸術の森まで、非常に整備されつつありまして、一層ここを交差点附近から更なる充実を目指しながら、芸術の森としての、或は芸術のロードとしての対応も必要ではないかなと。そのことによってなお一層の観光客と申しましょうか、市内外の芸術に関心のある方々を誘導できるんじゃないかなと思ったりも致しております。 温水プールについては、今まで「エスポワ」では、子供たちの教室を展開し今も行っておりますが、単なる健康づくり、それにも大変重要でございますが、一方で、競泳といいますか、将来における日本の水泳選手の育成というようなものにも、もう少し力を注いでいく必要もあるのかなと。そのための指導者をどう入れてくるかというようなことも大きな問題になってくるんあじゃないかなと思っております。「くじら」については、朝来地域の子供たちのプール、学校のプールの代替施設でもありますし、更には高齢者の方々の健康保持、健康維持といったようなことにつきましても、更なる利用促進に向けて対策を講じなければならないと思っております。 和田山の地域振興の関係につきましては、今後、企業等々が参画していただきやすいような、社会資本整備をきちっとすることにより、受け入れやすい状況を構築していかなければならないし、なお、今後整備されます豊岡自動車道路をうまく利用して、こちらから北但の方に出向くことのみに捉われずに、北但から南但へ目を向けていただく、本市へ来ていただけるような施設に対しても、きちっと対処していかなければならないのかなと思ったりも致しております。いろいろと一本柳周辺を取り巻きます多くの問題も見聞きいたしておりますが、それらに対してしっかりと、市としてもそれの受け入れについての対策を講じなければならないと思っております。 また、山東地域の酒蔵等につきましては、今日も多く、海外からの方がお見えになったときも含めて、酒蔵の見学等もいただいたり、それを快く受け入れていただいておるわけですが、今後、市外からの方のみを対象とするのでなしに、所謂市内の多くの方々にもそういった状況も見ていただけるようなことも考えていかなければならないと思います。更に、社長さん方ともしっかりと受け入れについての話、対策についてのご相談もしていかなければならないのかなと思っておるところでございます。 西宮の施設等々につきましては、西宮市ともしっかりと連携を図りながら、それぞれの地域におきます交流を一層深めていく、そんな施設になると同時に、子供たちを受け入れない期間については、今もそうでありますように、市内の多くの方がご利用いただきやすいような施設にしていただけるような努力も更にお願いしていかなければならないのかなと思っております。以上でございます。 |
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