活動報告 No.11会派活動-2
2007年4月18日(水):東京研修1日目
清風会の東京研修(4月18日‐19日)に参加しました。
衆議院第2議員会館の谷
公一事務所訪問後、午後1時30分より議員会館第2面談室にて研修しました。
研修会の内容(概略)をご報告します。
夜は、谷議員を囲む懇親会へメンバーと共に出席し、谷衆議院議員、鴻池参議院議員、末松参議院議員と親交を深めました。
研 修 内 容
1.新しい地方分権一括法について(総務省自治行政局の藤井行政企画官より/13:30〜14:30)
- 地方分権一括法制定までの主な動き、過去の地方分権に関する取り組みについて
- 平成18年12月8日成立の地方分権改革促進法の概要について
- 地方分権改革促進法を受けた地方分権改革推進委員の決定及び今後の地方分権改革推進計画の作成への動きについて
等の説明を受け、質疑を行ないました。
この地方分権改革推進法は3年間の時限立法ですが、法案制定を見込むと、今後2年間の動きが重要です。
場合によっては朝来市を初め、基礎自治体の行財政の有り様が大きく変化することも考えられます。
2.地方の医師不足問題について(厚生労働省医政局の山口総務課長補佐より/14:30〜15:30)
- 全国的な医師数の推移、医学部入学定員、小児科医数、産婦人科医数とその推移について
- 病院・診療所の勤務医師数の変化と現状、及び問題の研修医の在籍状況の推移について
- 医師確保対策の現状、推進策について
等の説明を受け、質疑を行ないました。
但馬などの郡部地域の医師確保の問題は、平成16年の新研修医制度に端を発する大学医学部医局による医師派遣制度の崩壊に起因しているが、都市部の病院に集中する医師をどうへき地等郡部の病院に派遣するシステムを作るかにかかわっています。
様々の取り組みと努力がなされていますが、今日の社会風潮がこのシステムの構築を困難にしている一因と思われます。
3.まちづくり交付金事業について他(国土交通省/15:30〜16:30)
- 最初に都市局の波多野街づくり推進課長補佐より「まちづくり交付金事業の概要」の説明を受け、質疑を行ないました。
生野町口銀谷(くちがなや)地区のまちづくり交付金事業は、兵庫県下64地区の一つですが、この事業における地方の自主性、裁量性の幅が大きいだけに、口銀谷地区の事業概要「観光交流による市域再生を図る」ことに対するその事業の見極めが重要であるという思いを深くしました。
- 次に、都市局の船久保都市計画課長補佐より「景観法の概要」の説明を受け、質疑を行ないました。
景観行政団体になるのは今後のまちづくりの手段かな、という思いがします。
2007年4月19日(木):自由民主党へ要望活動
東京研修二日目。
午前中は、清風会、緑の絆、朝来市公明党による「朝来市の地域振興に関する要望書」を自由民主党政務調査会長中川昭一氏及び幹事長代理石原伸晃氏に提出し、要望する活動に参加しました。
午後は、少年法改正等を議決する国会本会議を傍聴しました。
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