議会報告 No.17-1(2008/01/20)
朝来市議会平成19年12月定例会のご報告(一般質問)
12月13日(木)の一般質問で「朝来市の限界集落の再生」
について次の観点から質問しました。
- 朝来市の限界集落の現状
- 生野町黒川地区をケーススタディとして(1)
黒川地区の現状と地域活性化への取り組み
- 生野町黒川地区をケーススタディとして(2)
黒川地区の農業、林業、観光業の現状と将来への展望
- 生野町黒川地区をケーススタディとして(3)
道路整備を早急に
- 生野町黒川地区をケーススタディとして(4)
限界集落再生の一助として林業の振興を
[疑応答全文]
質疑応答要旨:「朝来市の限界集落の再生」について
朝来市の高齢化の現状について
能 見
朝来市の161の行政区のうち9地区が限界集落といわれるが、
具体的な地名は? また、準限界集落は何地区あるか。
市 長
人口の変動により朝来の佐中がはずれ、現在、生野町の竹原野
(施設含む)、黒川、白口、菖蒲沢。山東町の中町、塩田、比叡。
朝来の神子畑の8地区であり、準限界集落は47地区である。
限界集落黒川地区について
能 見
黒川地域活性化協議会の活性化の取り組みをどう支援するか?
市 長
黒川地区の方々の黒川小・中学校を中心とするハンザキ研究所の
活動、神戸動植物環境専門学校の活動への協力が、空き家の再利用、
セカンドハウス村の使用促進につながっており、
その活動を高く評価する。
能 見
農業、林業、観光の現状はどうか?
市 長
農地は地形、気象条件が悪く不利であるが、19年度より農地・水・
環境保全向上対策が展開されている。
森林は広大で伐期を迎えているが、
木材不況で余儀なく延期されている。
林道等の整備はなされている。
観光は、黒川温泉をはじめ相当の入り込み客がある。
能 見
真の活性化は林業の再生にあると考えるが市長の見解は?
市 長
本市でも但馬の他地域のように森林組合を合併し、
経営基盤を整備し、積極的な経営に転換することが喫緊(きっきん)
の課題と考える。
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