議会報告 No.19-2(2008/07/20)
市議会6月定例会一般質問
「新庁舎建設の基本構想について」質疑応答全文(1/5)
基本構想策定業務の進捗状況について
能 見
議長の許可を得ましたので、私の一般質問をさせていただきます。内容としては、新庁舎建設の基本構想についてということでお尋ねしたいと思います。
いよいよ新庁舎建設が始動いたしました。新庁舎建設の基本構想の策定業務委託をプロポーザル方式によって行ない、6月上旬に選定業者も決定し、6月17日には第1回の新庁舎建設検討委員会が開かれました。そういう状況ですので、まず現在におけるこの基本構想の策定業務の進捗状況を市長にお尋ねしたいと思います。
市 長
それでは、只今ございました能見議員からの新庁舎建設に関します一般質問、お答を申し上げたいと存じます。
まず1点目、基本構想の策定業務の進捗状況についてでございます。
新庁舎建設の基本構想策定業務でございますが、庁舎建築工事発注までの委託業務は大きく分けまして基本構想、基 本設計、そして実施設計の3つに大別されます。建築工事発注後は管理監督業務となります。
今回の業務委託は、基本構想業務でございます。この業務の内容は、1つに建設条件、現況の把握、そして2つ目に市民ニーズ、上位計画の整理、3つといたしまして新庁舎の建設基本方針の検討、具体的にはその新庁舎の理念、規模、機能、こういった検討を業務といたします。4点目に、実現に向けての調査検討を行ないます。これは事業手法、建設コスト等を調査をいたします。5つ目として建設候補地の調査検討を進め、適切な位置選定を行なっていただきます。6に市民の合意形成のリポート業務では、庁舎検討委員会への参加、資料提供を行なうことが主な内容となっております。
次の段階の業務であります基本設計は、新庁舎の基本的な計画をまとめ、基本計画図を作成をします。この過程では関係官公庁との事前協議も含まれ、規模、図面、意匠などが確定をいたします。
実施設計業務では、建築実施設計図の作成、建築確認申請等法令上の手続、数量調整、工事調書の作成が含まれ、工事発注の図面図書が完成をいたします。
現在の業務は庁舎建設基本構想策定の段階でありますが、業者選定につきましては先程お話しがございましたように、過日7社の業者によりまして企画提案書の提出及びプレゼンテーションを実施をいたしまして、その中から最も優れた業者に発注することになりました。業者名は、株式会社梓設計大阪支社に決定をしています。
業務の進捗状況ですが、業務を先頃発注をしましたので、作業はこれから行なうことになります。作業の進展に合わせまして、この業務の内容は庁舎建設検討委員会等で報告をすることになります。そういう現在の進捗状況について、回答とさせていただきます。
能 見
今の市長の答弁によりますと、基本構想の策定業務が緒についたということだろうというふうに思います。 |