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最終更新日:2008/07/21

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議会報告 No.19-4(2008/07/20)

市議会6月定例会一般質問
「新庁舎建設の基本構想について」質疑応答全文(3/5)

プロポーザルの内容と検討委員会の諮問の係わりについて

能 見

そこで、3つ目に今回、先程ありましたが、業者選定においてプロポーザル方式を採られたということで、その結果、株式会社梓設計大阪支社が選定されたということですが、この業者と検討委員会との関係ですね、どういうふうな形でそこに参加して、或は係わっていくのかという辺り、もう少しその辺りが判りにくいところがあるので、その辺をお尋ねしたいと思います。

市 長

業者を選びます際に採用しました方式、プロポーザル方式、プロポーザルの内容と検討委員会の今後の提言に関りますこれらとの係わりについて少しお話申し上げますが、初めにプロポーザル方式による業者選定に至るまでの手順でございますが、プロポーザル方式は庁舎建設の基本構想をどのように取り組むのかについて各業者から企画提案書を提出をいただき、企画提案書の説明を行なう場を設け、審査し、決定する方法でございます。今回の選定の手順は、第1次審査と2次審査により業者決定を行なっております。

初めに、本市に指名登録をいただいている業者の中から18社を指名をいたしまして、参加の意志確認及び業務の実績、職員の体制等の書類提出をいただき、この内容審査を行ないました。これが1次審査であります。1次審査では18社から7社に選定をいたしまして、この選定した7業者から企画提案書の提出を求めました。7業者すべてから企画提案書の内容についてのプレゼンテーションがございまして、審査をし、最も優れた業者で、先程申し上げました梓設計に決定をしたということでございます。このような選定手順を踏んで業者決定がされたということでございます。

お尋ねの庁舎建設検討委員会と業者との係わり合いでございますが、あくまでも検討委員会に必要な資料等の提供を行なうのがこの受託業者でございまして、建設委員会の議論が速やかに進行するように専門性を持ったコンサルタント業者から適切な資料等の提供を受けることになっております。最終的には、業者に検討委員会でまとめた内容を報告書として提出させるということになっております。

このように、今回業務は庁舎建設検討委員会に深く係わるというより庁舎建設検討委員会の運営の手助けを行うということが主な目的の委託業務であるということで、御理解をお願い申し上げたい、このように思います。

能 見

そうしますと、資料提供というのが主たる任務ということであって、そのプロポーザルの内容に庁舎を基本的にどういう形にするかとか、そういったような業者の方からの提案とかそういうふうなものは無かったのか、或はそういうことは要求していないというふうに理解しておいたら良いわけなんですか。その辺がちょっと判りまねます。

市 長

当然にしまして業者は持てるノウハウと言いましょうか、例えば環境問題、環境対策それぞれ専門性がいろいろと有りましょうから、いろんな意味でこれからの庁舎はどうあるべきか、環境配慮型、そうではどういう方式があるか、こういうことがやっぱりコストパフォーマンスでも良いんではないか、そういういろんな専門的な知見を検討委員会の方にやはり資料として提出可能な、そういう能力を具備した業者ということでございまして、当然従がいましていろんな意味で専門性、こういった事で指導助言もあるという、こういうふうに理解をしております。

能 見

そうしますと、結局は検討委員会の方での議論の流れの中でそれに応じて一番適切な資料が提出できる、そういう能力を持った業者というふうに理解しておいたら良いということだと思いますので、そういうふうに理解させていただきます。

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